りすぐだ2

更新したりしなかったりします。Twitter(@risoron_dayo)

音ゲーにおけるコンディション管理に関する持論

こんにちは、相も変わらずりすろんです。

友人にオバピリCDPをクリアしたからなんか奢ってとお願いしたところHUBでお酒を奢って貰えました。持つべきものは良い友人です。胴上げはして貰えませんでした。

 

さて、今回は前回の記事で書いた通り音ゲー、特にDDRのDPにおいてコンディションをどう管理するかという話をしていきたいと思います。僕はこれを実践するだけでパフォーマンスが格段に上がり、結果としてオバピリCDPをクリアするという成果を上げることができました。決して難しいことではないので明日からでも是非試してみて下さいね。

 

規則正しい生活が音ゲーに良い影響を与えることは誰でも容易に想像できるでしょう。十分な睡眠、少しばかりのランニング、機種に応じた筋トレ(大半の場合腕立て伏せでしょうか)などなど挙げればキリがありませんが、これら全てを忠実に実行してもあと一押しが足りず目標に辿り着かない、そんなことがあるのではないでしょうか。

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(睡眠は最も大切な要素です)

 

心身を健康に保つことこそがパフォーマンスの向上に直結するのであれば、これらに加えてもう一つやっておくべき事がありますよね。それは…

 

 

 

 

 

 

""オナニー ""です

 

 

 

 

 

 

僕はオバピリCDPをクリアした日、家を出る直前にシコりました。その結果スッキリとして精神的に安定した状態、つまり非常にコンディションの良い集中できる状態でDDRをプレーすることができたのです。また精神面だけでなく、肉体面でも射精した後は活気が湧きますよね。え、そんなことない?気のせいです、僕は湧きます、あなたも湧きます。

という訳で、ここからはDLsiteで販売されている音声作品の中から、質の高いオナニーができると個人的に評価している作品を3つほど紹介させて頂きます。調子が悪くてイマイチ成果が出ない、そんな日が多くてお困りの方はこれらの作品を買って家を出る直前にオナニーしてからゲーセンへ行きましょう。

www.dlsite.com

いないとは思いますが、18歳未満の方はこれ以降読み進めないで下さいね。一応。

 

 

道草屋 すずしろ-はなびの日

www.dlsite.com

道草屋をご存知の方は多いでしょうしそんな方に今さら説明することも無いのですが、シコリティが高いことには違いないので紹介します。

どちらかと言えば囁き系の部類に入るであろう作品で、ゆったりと時が流れるような世界観も相まって没入感は随一です。もちろんえっち係数は非常に高く、音に興奮させられる感が強いので音声作品にあまり馴染みが無い方にもオススメできます。とりあえず買いましょう。

 

 

ナマイキでかわいくてご主人様なヴァンパイア

www.dlsite.com

めがみそふとも有名ですし内容を知ってる方も多いと思いますが好きなので語らせて下さい。めがみそふと作品の中でこれが一番好きなんです。

エロさだけでなくキャラクターの良さでも攻めてくるのがめがみそふとの魅力の1つだと思いますが、その中でもここまで胸がキュッとなるような恋を感じる作品は他に無いのではないでしょうか。全部の作品買ってる訳じゃないし断言できないのがもどかしいですね。

イチャラブえっちも一方的に責められるシチュも両方ありますが全部えっちです。『めちゃくちゃグイグイ迫ってくる訳ではないけどちょっとSっ気もあって可愛い女の子』が少しでもいいと思った方は即刻買いましょう。そうでない方もサンプルを聴けば良さが分かると思うので買いましょう。

それはそうとまよなか部の新作が一向に出なくて非常に悲しいです。いつまででも待ってやる………

 

 

 

如何でしたか。これで皆さんもより質の高いオナニーができて、より良いコンディションで音ゲーができるようになると思われます。前回の記事と合わせればオバピリCDPのクリア者が今までの倍になってもおかしくないですね。

Twitterの方では皆さんの『他の人にも聴いて欲しいえっちな音声作品』を募集しています。聴いてみて特に良かったと感じたものはこの記事に追記しますので是非とも教えて貰えればと思います。

 

(追記)

 この記事を読まれたFF外の方からオススメ作品の情報を頂きました。購入・視聴したところこちらも大変にえっちやねだったので紹介します。

女子校生とホテルで恋人プレイ 童貞さん限定1万円コース

www.dlsite.com

内容は大体想像がつくかと思いますがその通りです。この手の作品にありがちな重めのシナリオや設定等は特になく、ひたすらイチャラブしてるので気楽に聴くことができます。エロいのは当然として、個人的には特定の性癖に特化していると言うより比較的スタンダードで素直な作品だという印象を受けました。人を選ばないとっつきやすい作品ですので、年下及び女の子に優しくされる要素が嫌いじゃない方は問答無用で買っときましょう。

 

 

 

 

良いリザルトは良い射精から。ではまた。

Over The "Period" CDP 捨てノーツ紹介

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こんにちは。オバピリCDPを突破して誰かに祝って欲しいのに全然友人と会わなくて胴上げして貰えないりすろんです。

Twitterでは10名以上の方からお祝いのメッセージを頂いたので贅沢言うなって話なんですけどね。本当に嬉しい限りです。

 

さて、この記事では僕がオバピリCDPをクリアする際に用いた捨てノーツ及び踏む際に気をつけた事を紹介していきます。これが正解かはさておき、一応クリアできることは証明できたのでオバピリに挑む方の助けになればと思います。

俺は捨てノーツなんてしないぜ!という漢気が溢れまくってる方はそのまま頑張って下さい。なんでこの記事開いた。

 

〜始めに〜

できれば譜面画像を用意して分かりやすく説明したかったのですが、調べたところどうもステマニ抜きに譜面画像を作成するのは難しいようです。ステマニの導入からやるのは普通に面倒だったのでこの記事では譜面画像のスクショにメモを加えたものと一部手書き譜面を使います。

また、どの小節が何小節目に当たるかはこちらwiki内の譜面画像に合わせさせて頂きます。そちらを参照しながらお読み下さい。

 

〜イントロ1〜(1〜3小節)

数々の上級者を屠ってきたイントロも通常ゲージなら何も怖くありません。暇なので毎回グレ以下の数を数えていたのですが、クリアした時は6でした。時代が時代なら6回落ちてたはずなのでいい時代になったものです。

当然捨てる必要はありません。

 

〜イントロ2〜(4〜11小節)

デデドン!(捻り)の部分がしんどいので捨てましょう。

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〜Aメロ(前半)〜(11〜19小節)

この譜面が足19たる理由の一つがこのAメロの異様な踏み辛さです。まともに踏んでいては体力がいくらあっても足りないので大胆に捨てていきましょう。また、クリアが目的なら精度は二の次なのでリズムも積極的に誤魔化します。ここでは8ノーツ捨てます。

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(同時押しには黒い横棒を引いています)

 

引くほど見辛いので譜面画像に書き足したやつも置いときます。

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最初からこうしときゃよかった

 

〜160地帯(人力WAVE前)〜(20〜27小節)

捻りを減らせるよう捨てていきます。ところで23小節以降の無茶振りみたいな片足振り回しって世界で何人がまともに踏めるんでしょうね。

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特に解説することはありません。強いて言うなら後半は東北ののこったのこったを思い出すと人によっては上手くいくでしょう。

 

〜人力WAVE+アナフェ地帯〜(27〜41小節)

人力WAVEはリズムさえ覚えてしまえばどうということはないので、ゲージ及び体力を大幅に回復しながら深呼吸でもして低速ラストの滝に備えましょう。アナフェ入った後の左端の黄色ノートは捨てるのが無難です。

 

〜低速ラス滝〜(42,43小節)

前半最後に待ち受ける振り回しの激しい難所です。当然3ノーツほど捨てて捻りを回避します。

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サドプラを使っている場合はここのフリーズで外すことになるのですが、この先は前半以上の認識難です。後半も気合い入れていきましょう。

 

〜210地帯(Aメロ後半手前)〜(46〜52小節)

46,47小節は前半でやったように16分を12分で誤魔化して頑張って下さい(投げやり)。

厄介なのは49小節の高速渡りでここが事故率の非常に高い危険な配置となっています。当然誤魔化すのですが、ここは2ノーツ捨てた上でリズムも大幅に変えていきます。

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(相変わらず見辛くて申し訳ないです)

お判り頂けたでしょうか。両端の2ノーツを捨てて楽な配置にするだけでなく、少し前の配置まで巻き込んで1小節分の12分にしています。自分はこれだけでゲージの減少がかなり抑えられました。

50〜52小節についてはAメロと似ているので同じように捨てます。具体的には1P↓黄色2つですが、52小節頭の青いのも遠くて面倒なのでついでに捨てていきます。

この一帯で捨てるのは5ノーツに抑えました。

 

〜Aメロ(後半)〜(53〜60小節)

基本的に前半のAメロを鏡写しにしただけなのですが、BPMが10上がっている上にサドプラも無くなっているので非常に見辛いです。落ち着いて前半と同じように8ノーツ捨てましょう。

また420地帯直前の連続停止の同時押しも存外見にくいのでなんとなくでも覚えておくのが無難です。

 

〜420地帯1〜(61〜74小節)

ここは正統派の配置で攻めてくるので捨てノーツはほぼ使えません。強いて言うなら67小節の同時押しの間に挟まってる単押し3つでしょうか。同時押しの間に配置された単押しが如何に凶悪かはトリジャニ鬼が物語っています。

 

〜420地帯2〜(75〜80小節)

このスピードで振り回し滝が降ってくるのは脅威以外の何でもありませんが、残念ながら捨てられるノーツはあまりありません。気合いで食らいつきましょう。

75小節の1Pから2Pの渡りは1P→と2P←を入れ替えてもいいかもしれないですね。その直後の2Pから1Pへの渡りは420地帯の最重要ポイントと言っても過言ではなく、ここでトチると後々ゲージが足りなくなります。

77小節は根性。

あとは79小節の滝ですが、このように2ノーツ捨てた上で空打ちを1回入れれば移動距離が抑えられ、体勢も崩れません。

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〜漸進的加速〜(81〜88小節)

最後の難関です。全力を振り絞りましょう。

ここの前半もよく分からない変な配置ですが、105bpm地帯と210bpm地帯のそれぞれ最後のノーツを捨てると比較的素直な譜面になります。それでもクソしんどい中で低速を見切るのは難しいのでここは丸暗記で良いでしょう。

420bpmのとこは足動く人ならそのまま踏んだらいいと思いますが、恐らく足が追いつかない人の方が多いでしょう。ここは赤の↓を捨てて代わりに↑を踏みましょう。105,210地帯をちゃんと踏めていれば4ノーツ落とす余裕ぐらいは生まれています。愛無双CDPの3点トリルが速くなっただけと思えば気合いで十分追いつける気がしてきますよね。

840bpmの地団駄まで辿り着いたら勝ちです。くれぐれも足を止めないよう集中しましょう。

 

〜ラスト〜(89〜96小節)

最後の2P→は捨てるのが無難ですが最後ぐらいかっこよくキメたいなら踏んでもいいと思います。89,90小節辺りで十分回復できてるはずなのであまり神経質になる必要はありません。僕は捨てましたけど

ピリオドを超えた先に何があったのか、自分なりの答えを思い描きながら走り切って下さい。

 

 

〜最後に〜

僕がオバピリを超えることができたのは様々な方の助言や応援があったからです。今回は捨てノーツという点に重点を置いて記事を書きましたが、それ以前にみんなから貰ったモチベーションが無ければ決してここまでは辿りつけなかったでしょう。これからも止まるつもりは無いんで引き続き応援よろしくお願いします!!

 

あと、この記事の公開後に僕がコンディションやメンタル面など譜面以外の要素をどのように整えたのか、という記事も執筆予定です。そちらも乞うご期待ということで。

【追記】

書きました。

risoron-dayo.hatenablog.jp

【追記ここまで】

 

というわけでこのブログを始めて以来、初となる真面目な記事を書いてしまいました。今後はまたしょーもない記事を書いていくつもりですが、今日のところはひとまずここで終わりたいと思います。

ではまた。

一般DDRerがPOSSESSION MAGENTAをプレーしました

こんにちは、クソ踏みゲーマーです。

前回の記事で書いた通り、友人からPOSSESSION MAGENTAというクソゲーを投げつけられて感想文を提出することになってしまったので、いい加減書いていこうと思います。

20代男性(乙女ゲー未経験)のありのままの視点をお届け致しますが、以下の感想・解説はあくまで僕の個人的な好みの上に成り立っていることを念頭に置いて読んで頂ければと思います。

 

!注意!

この記事にはPOSSESSION MAGENTAの重大なネタバレ及びキャラや作品に対する罵詈雑言が含まれます。

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~目次~

・初めに

・世界観 / 用語集

・システム

・ルート分岐

・キャラクター

・シナリオ

・その他

・まとめ

 

~始めに~

名前にPOSSESSIONという単語が入っているから、という雑な理由でプレーすることになってしまったこのゲームですが、そもそもこのゲームは乙女ゲーである以上、男オタクがプレーすることを想定していません。

なので批評をする上ではその点を考慮する必要がありまして、本当に"乙女ゲーとして"クソかどうかを見極める事が出来るのかという不安もありました………が、結論から言えばどの視点から見てもしっかりクソだったのでその辺はご安心下さい。

当然ながらそれを取り扱うこの記事もクソです。今の内にスクロールバーの長さを確認して絶望しておきましょう。

 

 

~世界観 / 用語集~

本作には「ポゼる」「ピュリする」といった謎の単語や、解説無しには理解し難い不可解な設定が多数登場します。感想を書く上でどうしてもこれらに触れない訳にはいかないので、先にまとめて解説していきます。

 

・世界観

主人公、レズ、攻略対象6名の合計8名がメインキャラで残りはほぼモブです。なお、以降の文に登場する犯人と黒幕は別人である事に注意して下さい。

メインキャラ8人が通う高校とその周辺が物語の主な舞台となっており、ストーリー開始時点では特におかしな要素はありません。

しかし序盤で主人公にしか見えない謎のタロットカードが見つかったことを皮切りにファンタジー要素が増え始め、最終的には唐突な異能バトルの末にこの世界と対になる異世界の存在が明かされるという超展開が待っています。

『謎の現象の数々はこの異世界からやってきた存在によって引き起こされていた』という最低限の説明はあったものの、その異世界に関する情報は皆無に近く、カードについても詳細不明のままゲームは終わります。

 

・タロットカード

主人公が道端で時々拾う光を放ったり放たなかったりする大アルカナのカード。黒幕がとある目的を果たす為に異世界から持ち込んだもので、これが原因で様々な事件が起こります。

最初は主人公以外見ることも触れることもできませんが、一度ポゼった人物(後述)は主人公と同じように認識することができるようです。

≪21 世界≫≪19 太陽≫のカードには特殊な力が秘められているらしく、ラスボスと主人公が必殺技をぶっ放すのに使っている描写がありました。どういうことなの…

なお、ストーリーには22枚の内半分程度しか出てきませんが、カード全回収がトゥルーエンドの条件になっているのでプレーヤーにとっても大変面倒な代物です。

 

・ポゼる

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作中では「突然人が変わったように衝動的・暴力的な行動を取るようになってしまう現象」と説明されていて、ポゼっている最中は瞳が異様に赤くなるという特徴があります。ポゼった際の症状には個人差があるものの、大半は周囲への暴行や器物破損を伴います。

ポゼる原因は犯人がそこらにばら撒いたタロットカードであり、タロットの意味に対応した悩みを抱えた人間が近づくと反応して発狂させる仕組みとなっているそうです。

ポゼった対象に主人公が後述のピュリファイを行うことで対象は正気を取り戻しますが、数日間放置された場合は心臓発作を起こして死亡します。 

 

・ピュリファイ / ピュリする

ポゼった対象を正常な状態に戻すことのできる唯一の方法がこのピュリファイで、ピュリファイを行うことをピュリすると呼びます。

主人公のみが行使できる力で、ポゼった人物にポゼらせたカードをかざすことでカードの影響を除去できます。カードを間違えると効果がありませんが、システム編で説明する理由からプレーヤーが意図的に間違えない限り失敗することはまずあり得ません。

ストーリー序盤では原理不明でしたが、後に主人公の中に埋め込まれた≪19 太陽≫のカードの力によるものだと判明しました。黒幕は主人公に眠る太陽のカードの力を覚醒させたいが為に犯人にカードをばら撒かせたようです。自分でやれよ。

 

 

~システム~

本作はよくあるAVGで基本的にはテキストを読み進めながら時々選択肢を選んでいくシンプルなスタイルですが、それに加えてこのゲーム特有のシステムが2つほどあり、その双方がこのゲームのクソゲー化に拍車をかけています。

 

シークレットサーチシステムはストーリーに関係無くひたすら画面右下を注視してタロットカード探しを強いられる苦行で、カード全回収が条件となるトゥルーでは避ける事が出来ません。とは言えこれはwikiを見ながら進めれば済む話なので今回はこれ以上触れません。

 

他方のカードチョイスシステムなるモードは、公式サイトで

ストーリー中、ポゼってしまったキャラクターを主人公がピュリファイ(浄化)するために、そのキャラクターに対応するカードの選択を行う画面です。ここでの結果によって今後のストーリーが大きく分かれます。

 と解説されている通り所持しているカードの中から正解のカードを選ぶ専用画面です。見た方が早いと思うのでスクショを貼ります

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『物語のクライマックスで自分の選んだカードが結末を大きく変える』と言えば聞こえはいいですが、基本的に正解を選ばないと先へ進まないのでとっとと浄化しましょう。

これだけあるカードの中から正解を見つけ出すとなるとシナリオをよく読んでしっかり考えないといけないんじゃないか、と心配になる方もいらっしゃるでしょうがご安心ください。

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この通り正解のカードのみモノクロで表示される上、ポゼらせている最中のカードがモノクロになるという情報は普通に序盤で出てきます。

そもそも浄化に必要なカードはチョイスの直前で手に入ったものなので間違えようがなく、このシステムの存在意義は非常に怪しいと言わざるを得ません。

3回連続で間違えると専用のBADエンド(CG付)が見れるので回収時にはわざと間違える必要があるのですが、正解しようが間違えようがいちいちクソ長い演出が入るので非常に面倒で鬱陶しい存在です。もちろん周回中でもスキップは出来ません。

 

 

~ルート分岐~

このゲームは全8章構成の癖してその内1〜7章が共通ルートです。舐めてますね。

7章までは選択肢で対象の高感度が上下し、8章開始時に最も好感度の高いキャラのルートに入るだけの非常にオーソドックスなシステムです。一応いつでも好感度が確認出来る点は評価できますが、別にこのゲームに限った長所ではありません。

以下はエンドの紹介です。

 

①ベストエンド/グッドエンド

通常ルートのEDです。どちらも展開に大差はありませんが、ベストの方のみ二人は幸せなキスをして終了します。

②トゥルーエンド

物語の真相が明かされるEDで、攻略対象の一人であるの派生エンドです。残念ながら他のキャラと結ばれるトゥルーは存在しません。

③バッドエンド1

2~7章でカードチョイスをわざと3回間違えるクソ面倒な手順を踏むと見られるEDです。大半は主人公がポゼった攻略対象に殺されて終わります。

④バッドエンド2

8章序盤までに特定の条件を満たしていないと分岐するEDです。主人公と攻略対象がラスボスにボコられて終わります。救いはありませんが、専用のCGが非常にエモいのでこのゲームの中ではマシな展開と言えるかもしれません。

 

 

~キャラクター~

ようやくキャラクターまできました。この時点で既に相当な文字数となっていますがまだまだ続きます。頑張って着いてきて下さい。

 

メインキャラクター

美原 鈴

主人公。この手のゲームの宿命なのですが声帯が無く、名前が変更可能なので他のキャラの声帯から名前を呼んで貰えません。

 

才色兼備な優等生、穏やかで周りへの心配りもできるといった恵まれた設定ですが、実際は優柔不断な上に優等生設定も全く活かされていません。こうなると顔は良いが意志は弱い女にしか見えず、公式サイトのキャラクター詳細を見ても頭パンケーキ程度の情報しか出てこないのでやはり顔以外の長所を見つけるのは困難を極めます。

距離感のおかしい男性相手でも頬を赤らめてホイホイついていくその様からは、大学でテニサーに入って[削除済]ような未来が容易に想像できてしまいます。中学ではテニス部だったという設定までついているのは偶然でしょうか。

 

攻略対象は何故か出会い頭から鈴への好意がカンストしており、こうなると恋愛もクソもありません。ポゼった際には揃いも揃ってとにかく鈴に固執します。

色んな男に殺される仕様上、バッドエンドでは窒息死・溺死・墜死・焼死・出血多量によるショック死など、一通りの死因を体験しています。お得ですね。

 

祭 綾女

主人公の親友にして今作最大の良心です。男嫌いのレズで女子人気が高い桃髪メガネと属性をやや過剰に詰め込まれています。

鈴のことをハニーと呼び慕い、何かあれば得意の空手で守ってくれる頼もしい存在です。

 

公式サイトのキャラクター紹介でも『趣味:鈴の観察』『特技:鈴の居場所ならすぐ分かる』『今一番欲しいもの:もちろん鈴』『好きな異性のタイプ:興味無い』といった有様で、一途なクレイジーレズであることが伺えます。

 

なんと個別ルートが存在し、8章のラスボス戦では鈴の為に命をかけて犯人と対峙するイケメンっぷりを発揮します。EDは大切な親友!みたいな雑な終わり方をしますが、この時点で男性陣のフラグをへし折っているので将来的にこの2人が結ばれるのは確定的に明らかですね。

 

一章でポゼった際には保健室で鈴を押し倒して強姦未遂を起こした挙句、抵抗されると逆上してそのまま絞殺しようとしました。

一章のカードチョイスはチュートリアルを兼ねている為不正解のカードを選ぶことができず、綾女のみバッドエンド1がありません。

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(文句無しのハッピーエンド)

女キャラの説明に気合入れすぎました。ここからは駆け足でいきます。

 

音成 奏

幼少期から鈴の家庭で里子として暮らしてる鈴の家族兼友達みたいな存在。基本的には鈴の兄を自称してますが、彼女のことを異性としても意識しているようです。

本作のメインヒーローという扱いで、シナリオ上で異常に優遇されています。特にトゥルールートでは鈴を差し置いて黒幕に単身で真っ向から対峙し、会話のみで問題を解決する快挙を成し遂げました。もう全部こいつ一人でいいんじゃないかな。

ポゼった際には野外で強姦未遂を起こした上、鈴を川に沈めて溺死させようとします。また、この際にカードを自ら回収してピュリファイを妨害する好プレーも見せてくれました。

 

静間 草太

鈴や奏の幼馴染で全体的になよっとしてるツンデレ系ゲーマー。なんでもかんでもゲームに例えようとするオタク特有の痛さはありますが、基本的に実害は無いので不快度は作中屈指の低さを誇ります。

 

悪いキャラでは無いのですが幼馴染ポジで競合する奏の陰に隠れがちであり、ツンデレキャラですら後述の大河パイセンと被ります。

ポゼった原因も奏への劣等感が大きく、奏ルートの彼は見てるこっちが悲しくなる程です。ニュアンスで言えばBSS(僕の方が先に好きだったのに)と大差ありません。

 

ポゼった際にも強姦未遂どころか鈴への暴力自体ほとんど起こさない健全さを発揮します。その代わり観覧車の頂上から鈴の目の前で飛び降りてトラウマを植え付けようとする陰湿さは流石根暗オタクといったところでしょうか。

バッドエンド1では飛び降りた草太を助けようとしてゴンドラから乗り出した鈴がバランスを崩して墜落死します。何をしとるんだ、折角殺されなかったというのに。

 

橙山 光介 (以下、ゲロうんこ)

主人公の同級生で自称英国紳士の性犯罪者です。個別音声ミュートという非常にありがたい機能があったのがせめてもの救いでした。

ポゼるまでもなく女性の肩を抱く・頬にキスするといった非常識な猥褻行為を繰り返し、ピュリファイ後も改善されません。男嫌いの綾女をポゼらせる原因を作った戦犯であり、全体的に足を引っ張るだけで目立った活躍はありません。

 

ポゼった際には綾女と大体同じ行動をとりますが、クソ可愛い綾女と違ってゲロウンコは絵面が汚く見るに堪えません。バッドエンド1もそのまま絞め殺すだけと極めて地味です。クソですね。

 

青葉 大河

生徒会長を務める底抜けに明るいミリオタの先輩。可愛い。基本的に真面目だけど冗談も言うし鈴への態度も常識的。かしこい。ポゼった際にも自分を律しようとする描写が見られ、正義感が強いことが伺える。かっこいい。

綾女に次ぐ良心で、共通シナリオでの活躍も個別ルートも申し分ありません。かっこよさも可愛らしさもツンデレ要素も主人公要素も全部持ち合わせている完璧ヒーローですね。彼氏にするならこんな人がいいです。

 

ポゼると色々あった末、3Dプリンタで自作した違法モデルガンを所持して街を徘徊します。ピュリできなかった場合は鈴と揉み合いになった末に銃が暴発して撃ち殺してしまい、絶望して自身もこめかみを撃ち抜いて自害します。

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(これになりたい)

 

蘇 明杰

突如転校してきた態度だけはこの上なくデカい中華製の億万長者。全ては金で買えると信じており、初対面の鈴を金で買おうとするなど異常な行動が目立ちます。ただ、ゲロうんこと違ってピュリ後は徐々に改善していき、ギャグ要員としての側面も出てくるのでまだマシなキャラとも言えます。

 

軽く調べたところ、こんな男が好みというプレイヤーもそれなりにいるようで、ちゃんと需要に応えたキャラになってるんだなあと感心しました。ちなみにゲロうんこが好きって人は見つかりませんでした。

 

ポゼった際の行動が全キャラで最も気持ち悪いのも特徴です。鈴をホテルに連れ込んでの強姦未遂に飽き足らず、刃物で衣類を切り裂くゲスさまで見せつけてくれました。

ピュリファイ出来ればちゃんと反省しますが、失敗するとそのまま鈴を切り刻んで「これで俺のものになった」とか抜かします。お前精神状態おかしいよ・・・

 

桃井 優一郎

バ畜戦士のぼーっとしてるやつ。作中唯一の一年生で鈴たちの後輩にあたります。

数学が得意なんてもんじゃなく、『問題を普通に解いてたらロシアの国家機密にアクセス出来ちゃった』みたいなとんでも展開が出てきてああもう滅茶苦茶だよ。サマーウォーズといい勝負ですね。

別に悪いキャラでは無いのですが草太と同様影が薄くて不遇です。登場が遅かったのも痛く、彼のいいシーンがクソシナリオに埋もれがちなのは否めません。

 

ポゼると抑鬱状態に陥ったかと思えば急に発狂して暴れたり図書室に立て籠もったりと精神科のお世話になるべき症状が現れます。鬱病を経験した身としては読み進めるだけで非常に辛いものがありました。

強姦未遂は起こしませんが自分の問題を鈴に転嫁して暴行を加え、ピュリできなければそのまま首を掻っ切って殺害します。

身近な人が暴れ出したら迷わず警察を呼びましょう。

 

その他のキャラ

校長

ラスボス。黒幕によって≪21 世界≫のカードを与えられ、ポゼらされてしまった被害者でもあります。

狂った結果、学校の質が下がったからカードの力で悪い生徒の間引きを行うとか言い出しちゃいます。生徒の不審死が相次げば入学希望者が減るとは考えなかったのでしょうか。

戦闘時は多様な召喚獣での攻撃と衝撃波によるガードを多用しますが、HPが減ると一度だけ秘奥義を撃ってくるので注意が必要です。

 

リュディガー

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黒幕。金髪長身で瞬間移動能力を持つ謎の人物。その正体は異世界人で、彼の世界はこっちの世界の人々の心が豊かじゃないと滅んじゃうそうです。え、なんで???

 

鈴の持つピュリファイの力で彼の世界の闇を無理やり追い払うことを目的としているようです。鈴の実の父親であるという衝撃的な展開もありましたが、正直校長の召喚獣の方がインパクトあったんだよなあ。

 

文月 美玲

クソ占い師のオバサン。なんか知らんけど急に現れて助言してくるやつ。鈴の実の母親。

 

鈴の力を利用しようとするリュディガーから彼女を匿う為に養子に出した点は評価できますが、それなら何故もっと鈴から離れて暮らさなかったのでしょう。詳細は省略しますが、このクソババアが首都圏に住んでさえいなければリュディガーが鈴を見つけられなかった可能性は非常に高かったんですよね。

 

桐生

プロローグでポゼって行方不明になり、翌朝磔状態の遺体で見つかった第一の被害者。残念ながら彼の死体発見シーンがシナリオのピークです。

 

 

~シナリオ~

先に言っておくと、本作のクソ要素の9割5分はシナリオによるものです。

一つ一つ問題点を見ていきましょう。

 

・陳腐なシナリオ

このゲームのシナリオをおおまかに説明すると、

プロローグ (事件発生。カードが見つかり出す)

一章 (仲間キャラが増え、事件の捜査を始める。仲間がポゼり始める)

二~七章 (攻略対象6人が順にポゼる。事件の捜査はほぼ進まず)

八章 (唐突に犯人が校長だと分かる。なぞのばしょに校長しばきに行く)

となります。

 

見ての通り鈴達の捜査ごっこは基本的に意味を為さず、八章で校長が犯人だと判明する直前でもまだ別の教師を疑っていたという体たらくです。

それもそのはず連中が捜査と言い張る活動は「カードをもっと見つけないと!街へ探索に行こう!」みたいなノリで、事件が起こっていない時のSOS団の活動より実入りがありません。

話し合いでも「カードとポゼることが関係あるのかな?」などと小学生でも確信できる因果関係について延々話し続けます。それに加えて後述する繰り返しシナリオがテンポの悪化に拍車をかけ、結果としてひたすら参考書の同じページを読み続けるような苦痛を味わえます。

 

プロローグの冒頭ではバーで飲んでいた教師が謎の男にカードの力で洗脳されるシーンがあるのですが、これによって校長とリュディガーは初登場の時点で犯人、黒幕であると容易に想像できてしまいます。

推理が苦手な人にも犯人当てを楽しんで貰おうというシナリオライターの粋な計らいは、残念ながらIQ70以上の人間には簡単過ぎて楽しむに値しません。仮にもミステリーを名乗る以上、やはりこの点でも陳腐と言わざるを得ないでしょう。

 

・極度の繰り返し

二~七章のほぼ繰り返しシナリオはポプテピピックが神アニメに思えてくるほど酷く、個別ルートの内容が似通っていることを指す『金太郎飴』という罵倒文句はこのゲームの場合共通ルートにも当てはまります。

毎度毎度、対象と仲良くなる対象がポゼる対象の悩みに気付くピュリファイという展開が同じなので次に何が起こるか予測できてしまい、テキストの一つ一つがプレーヤーの副交感神経を容赦なく活性化させます。

当然個別ルートとなる八章も使い回しであり、『校長の元へ向かいながら他の仲間の話→校長と対峙→追い詰める→校長一転攻勢→こちらも一転攻勢→脱出→遅れて来た仲間の前でイチャつく』という一連の流れはCG回収の過程で13回ほど見る羽目になります。

 

このように全体的にライターが手間をかけずに作ったことが伺えるシナリオは、 この青空の下で(ESP)を彷彿とさせる退屈さをおよそ6時間に渡って提供してくれるなんとも豪華な仕様となっていました。

逆に最も変化があったのは校長の攻撃方法で、7人それぞれに違う召喚獣を従えて応戦していました。どこに手間かけてるんですかね……

 

・コロコロ変わる世界観

本作は同級生の不可解な死体が見つかるミステリーらしい良い初動から一転し、最終的にはファンタジーや異能バトル要素を盛り付けて素敵なクソに仕上がりました。

例えるならオレンジジュースに牛乳とレモン果汁をぶち込んだように、レシピ次第では美味しくなりそうなものを適当に混ぜてゲロみたいな液体を完成させてしまった。そんな残念さを感じます。

 

公式はこのゲームを『愛と狂気のミステリー恋愛AVGと銘打っていますが、どう考えても一番のミステリーはこのシナリオにGOを出した責任者の判断でしょう。

ミステリーという言葉は定義が難しく、人によってどこまで許容できるかが大きく変わるのでこの際異世界の話や魔法のカードについては多めに見ます。それにしたって校長との戦闘シーンは明らかにミステリーの範疇を超えたRPGじみたものであり、終盤になって突然始まった謎の戦闘に度肝を抜かれたプレーヤーは多いと思われます。

 

参考までに校長のセリフの一部を紹介します。

「『塔の暴雷』よ!愚か者どもを打ち砕けえええ!!」

「『節制の邪杯』よ!ヤツらを絶望へと突き落せ!!」

「それは『女帝の抱擁』だ!ソイツに抱かれ、地獄へ落ちるがいい!!」

「『恋人の翼』よ!私の正義に仇する者を全て滅ぼすのだ!!!」

普通にかっこいいかもしれない。

 

スマホ太郎

トゥルールートの佳境でリュディガーは鈴を異世界へ連行し、ピュリファイの力で自分達の世界を救済しようとします。当然鈴達は拒絶し、なんやかんやで奏はリュディガーとタイマンでの対話を試みます。

 

先述の通りリュディガーはこちら側の人間が悪い心を持てば滅びてしまう意味不明な設定の異世界からおいでになっており、時間的猶予が無い以上鈴の力を使って無理にでも世界を救う必要がある、というのが彼の主張です。本作にしては珍しく理屈が通っている主張でした。

対する奏は以下の提案をします。

 

「この時代にはスマホって便利なもんがある。俺達が力を合わせて人々の心をピュリファイなんて必要無いくらいに変えてやる。一年以内にな!」(要約)

 

黒幕相手にスマホで頑張って世界を良くするから一年待って」なんて言ってのけた乙女ゲーのキャラクターは後にも先にもこいつだけでしょう。

散々激しい闘いが繰り広げられた後のこのセリフです。興ざめなのは言うまでもありません。

 

・ラストシーン

リュディガーとの交渉が上手くいった後、鈴と奏は改めて想いを伝え合います。それは別に良いのですが、場所が奏の実の両親が眠る墓前というのは如何なものでしょう。雰囲気的に。

一応、奏が墓に向かって「俺この人と幸せになるから見守っててね」とありきたりなセリフを言っていたのでまあいいのかな?とも思えたのですが、

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は?

 

物語最後の感動的なキスシーンが墓場。本当にそれでいいのか。

 

 

~その他~

・擬音

大したことではないのですが、この手のゲームではキスシーンの「チュッ」みたいな擬音は地の文で表すものだと思います。

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ポゼマゼにそんな固定観念は通用しません。容赦なくセリフ欄でチュッチュします。

 

・ダイナミック

シナリオは散々なポゼマゼですが、基本的に作画は安定しており背景にも乱れはほとんどありません。

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しかしなぜかダイナミック殺人点字ブロックは完備しています。

 

 

~まとめ~

散々文句をつけてきましたが、もちろんこのゲームにもいいところは色々ありますので最後に個人的な良い点・悪い点のTOP3を挙げて評価を〆たいと思います。

 

良かった点

3位 キャラクター

キャラクター編でも書きましたが、ゲロうんこや無能刑事といったごく少数の人物を除けば一人一人の人物像は魅力的なものです。

二~七章にて選択肢次第で発生する個別イベントは唯一金太郎飴要素が薄いオアシスであり、キャラの良さがしっかり感じられました。特に大河先輩とバイクでツーリングするイベントは青春!って感じでよかったですね。

 

2位 音楽

クソゲーの法則とか言わない。

退屈極まりないシナリオですが、一応盛り上がる場面ではシーンによくマッチしたいい感じのBGMが流れます。特に校長戦の専用曲は熱くてよかったです。

主題歌の「EMOTIONAL POSSESSION」も曲名通りエモさ強調したテクノポップ?でゲームの世界観に合った名曲だと思います。カラオケで歌えるらしいんで今度歌ってみたいですね。

 

1位 綾女の存在

最後まで僕の精神がもったのはほぼ綾女のおかげです。クソシナリオで荒んだ心も、二人のその後についてあれこれ考えると少し綺麗になるのでオススメです。

 

 

悪かった点

3位 キャラの会話

先述の通りキャラの会話は恐ろしく内容が薄く、カードやポゼに関して同じような話題を延々と繰り返します。

また、真剣なシーンでも悪い意味で学生っぽいノリが全開なので常識的な感性を持つ人間が見ればそれもストレスになるでしょう。

 

2位 展開の遅さ

3位と若干被りますが、このゲームはとにかく内容が薄いので同じような会話を繰り返すことで文章量を稼いでいます。当然それは読み手に退屈という形で牙を剥きますし、それならまだ終盤の超展開の方が幾分マシに感じました。

 

1位 ゲームそのものの魅力の無さ

言ってしまえば全部、ということなのですが実際そうだからこう書くしかありません。

このゲームは比較的恵まれたキャラクター、申し分の無いビジュアル、単体で見れば面白そうなタロットカードという要素、雰囲気のあるBGMといった良い点が色々ありながら、その全てをクソシナリオが台無しにしています。

いくら良い点があろうとそれを感じられないなら存在しないのと同じであり、実際僕は「綾女と大河先輩、すこだ…」以外にプラスの感情は残りませんでした。

 

展開、セリフ、金太郎飴、などなど一つ一つはギリギリ耐えられるレベルでも、それらのクソが一気に襲い掛かってくることで放たれるその圧倒的な邪気はVitaを放り出したくなるには十分でした。

最後まで読み進める頃には自分自身がポゼってしまうのではないか、という不安さえ感じられる作品でしたが一応人間でも読破は可能であることを自分の身で実証できたので良かったです。

これで安心して人に勧められますね。

 

 

 

 

以上がPOSSESSION MAGENTAを完走した感想となります。

 

いやほんと疲れました。クソゲーハンターってこんな苦行をコンスタントにやってるんですね。これならDP足19マラソンやってる方がまだマシだと思います。

とりあえず、慣れないクソゲーレビューはこの辺で終わっておきます。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

ではまた

誕生日プレゼントを貰いました

今回はほのぼのとした記事になる予定でした。

 

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誕生日プレゼント。それは子供の頃、多くの人にとって自分の欲しいものを何でも貰える貴重な機会だったことでしょう。子供達は自分の誕生日を何ヶ月も前からそわそわして待って待って待って、そして綺麗に包装されたその中身を見て心から嬉しい、と感じるものです。

言ってしまえば誕生日プレゼントとは『夢』の象徴な訳で、20を過ぎて定職にも就かずふらふらしてる僕にとってもそれは変わりません。誕生日を迎えることが嫌な年齢になっても誕生日プレゼントを貰うこと自体は嬉しくハッピーなこと、というのは一般的な感覚ではないでしょうか。

誕生日プレゼントを贈り合う仲の友人がいるということはありがたいもので、今回はまついとウワーズくんから素敵なプレゼントを頂きました。こういった形で友情を示してくれた彼らとは今後も今の関係を続けたいものです。

 

ではウワーズくんの方から。

「プレゼントは贈られる側に合わせたものを選ばないと意味がない、そう思ってこれにしました!」

と至極まともなコメントと共に小さめの袋を差し出されました。中のものを取り出すと…

 

!!!

 

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2015年に発売された伝説の乙女ゲー、

POSSESSION MAGENTAです!!!

 

このゲームはPOSSESSIONという馴染み深い単語や作中のキーワードである「ポゼる」といった要素が広まり、発売の前後にDDRerの間で話題になった作品です。ちなみにTwitterでこの「ポゼる」という単語で検索するとポゼマゼの純粋なファンよりDDRerのネタツイの方が圧倒的に多く見られます。

実はこのポゼマゼ、僕も以前から気になっておりゲームショップなどでたまに探していたのですが、中古相場は現在でも2000円程度とネタの為だけに購入するには気が引ける値段なので放置していました。そんな折にまさかプレゼントで貰えるとは思っていなかったので受け取った時は非常に嬉しかったです。

流石はウワーズくん、高校の時からずっと友人でいるだけあって僕の好みに沿ったいいプレゼントを贈ってくれたものです。僕には彼の誕生日に「やっぱりウワーズくんってゲーマーだし、どうせなら普段やらないようなジャンルのゲームをして欲しいな!」とPC版戦極姫(クソゲー)を投げつけた前科があるので、こんなまともなゲームを貰って本当にいいのかという罪悪感さえありました。

 

ウワーズくん「そのPOSSESSION MAGENTAな、クソゲーらしいで!」

 

罪悪感は吹き飛びました。どうやら僕への仕返しは実行されたようです。

このポゼマゼについてはその内別の記事で感想を書こうと思っていますので長い目で待っていて貰えればと思います。

(追記)

書きました。長いので時間のある時にどうぞ。

risoron-dayo.hatenablog.jp

(追記ここまで)

 

 

さて次はまついからのプレゼントです。

まついには去年の誕生日にジャンク品のゲームキューブ(50円)を押し付けられたので「ジャンク品のWiiを渡されたらぶん殴ろうかな」と考えていたのですが、取り出された袋は据え置きのゲーム機が入るにはあまりに小さかったので一先ず安心しました。安堵しながら内容物を確認すると…

 

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!!??!??

 

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電動乳首クリップとピンクローターが入っていました。こいつは中学からの付き合いがあるにも関わらず僕の好みを一切考えずにプレゼントを選びやがったようです。

確かに僕には気の迷いから乳首クリップを購入した前科がありますが、その際に「乳首クリップって気持ちよくないんだな」という結論が出ており、まついもそれを知っているはずです。ローターに至っては「ケツに入れるんやぞ」とぬかしていたので完全に無視しました。

この時は「まあ動作確認ぐらいはしとくか」程度に思っていたこの2つのふざけたプレゼントがまさか後にあんな出来事を引き起こすとは、この時の僕らは知る由も無いのでした(後日そっちも記事にします)。

(追記)

書きました。下品なので周りに人がいない時にどうぞ。

risoron-dayo.hatenablog.jp

(追記ここまで)

 

 

内容が酷かったとは言えプレゼントはプレゼント、物や値段では量れない彼らの温かな想いはしっかりと伝わりました。気は早いですが「次のこいつらの誕生日にはどんなクソを投げつけようかな」と今から考えるのが楽しいです。

 

復讐の連鎖ってこうやって続いてくんだな…

赤単GGGについて思うこと

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たまには真面目に使用デッキについて論じてみようと思います。

 

フォロワーのDMPはご存知の通り、僕は2017年春の新章開幕以降ずっと【赤単ビートジョッキー】を握り続けています。以前CSで優勝した時に使っていたのは準赤単の《"罰怒"ブランド》が中心のデッキでしたが、その後《"轟轟轟"ブランド》が登場してからは肉汁轟轟轟をメインに据えた更に速いデッキを使うようになりました。

本題に移りましょう。最近赤単GGGを使っていて思うこと、それは…

 

『勝てない』

 

これです。

サッヴァーク†LEGGENDARIAの登場で純粋に相性の悪い相手が増えたのはありますが、それを差し引いても最近あまりにも勝率が芳しくありません。何回か参加した店舗予選でも決して不利対面では無いに全敗するなど、環境の変化では説明出来ない事態が起きています。

そもそも同じような構築がそれなりの割合で優勝、あるいは入賞している以上構築や環境は言い訳になりませんし、赤単GGGにはプレイングもクソも無いのでこれも原因とは考えられません。

それ以外に考えられる敗因は1つしかないでしょう。それは…

 

『じゃんけんに負けている』

 

これです。

当然ながら速攻デッキを使う以上、先攻を取れるか否かは死活問題です。デュエマではじゃんけんに勝った方が問答無用で先攻なので、じゃんけんに勝つ事さえ出来れば試合の勝率も上がるという訳ですね。

描写こそされていませんが、漫画やアニメのキャラクターも"真のデュエル"を始める際には命懸けでじゃんけんしている事でしょう。

 

しかし、僕はここ最近あまりじゃんけんに勝てておらず、轟轟轟で走る前にグリギャンからの卍降臨を許すこともザラにあるのが現状です。

対策を考えていない訳ではありません。僕にはGP7thの時から使い続けているじゃんけん必勝法があるのでとりあえず紹介します。

《りすろん式 じゃんけん必勝法》

①勢いよく手を出そうとする闘志に溢れているプレーヤーは、グーを出す傾向があるのでパーで倒す

②逆に闘志に溢れていないプレーヤーは、①のようなプレーヤーを倒そうと本能的にパーを出す傾向がある。これはチョキで倒す

③どちらとも言えない時は間をとってグーを出してみる

④あいこの時は闘志の変化を見て判断する(例えば直前より闘志が増している相手にはパーを出す)

世の中を舐めているのかと問われれば「はいそうです」と正直に答えざるを得ないのですが、実際僕はこのやり方で5割程度の勝率を確保しています。僕のじゃんけん地力では勝率3割が関の山なので、この必勝法で勝率が2割も上がっている計算になりますね。

日常的に勝率8割を実現しているじゃんけんランカーがこの方法に手を出そうものなら100%勝てるようになってしまう、と書けばその凶悪さがお分かり頂けるのではないでしょうか。

 

とは言えこれを駆使してもあまり勝てていない訳ですから、これは僕のじゃんけん地力が必勝法でもカバー出来ない程に低下していると見ていいでしょう。他の対策も考える必要があります。

プレーヤーの素質に縛られないじゃんけん必勝法を模索したいところですが、本当にそんな手段があるのでしょうか。もういっそ対戦相手を路地裏で殴り倒して不戦勝を狙った方が早いような………ん?

 

殴り倒す………拳で………

 

 

 

あ!!!!!

 

 

 

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こいつだ!!!!!!

 

 

デシブコの持つ『各ターンに一度、ジャンケンで負ける時、代わりに勝ったことにしてもよい。』という能力を使えば、試合開始前のじゃんけんで負けても置換効果で勝つことが出来ます。最初のじゃんけんにカードが割り込める訳が無いと正論パンチを繰り出された時にはこちらも迷わずで応戦しましょう。

 

たったこれだけの簡単な方法であるにも関わらず実行に移したプレーヤーがいないのは、やはり実現が難しいからでしょう。確かにゲーム開始前のバトルゾーンに巨大ゼニスを堂々とセットすれば、相手に反則を指摘され、ジャッジに【失格】を告げられ、タカラトミーから12ヶ月間のDMPランキング停止処分を頂戴することは避けられません。

しかし赤単GGGでもっと勝つという目的を果たす為にもここで退く訳にはいきません。本当にバトルゾーンにデシブコを用意するのは不可能なのか考えている内に2つの案が浮かんできました。

 

①手品を使う

要は対戦相手に反則を指摘されなければいい訳です。例えば、相手がデシブコ以外の何かに気を取られている間にじゃんけんまで済ませてしまえば先攻はもうこちらの手の内なのです。

どうにかして気を逸らせればそれで万事解決なのですが、しかし相手も一流デュエリストである以上はそう簡単にカードから意識を逸らしてなどくれないと考えるべきです。

 

そこで手品を使い、デシブコを華麗にバトルゾーンへ出現させます。

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すると相手はカードが突然出現した驚きのあまり、それが反則であることを忘れてしまうでしょう。

カードに全力で意識を向けている人物の気を逸らす一番手っ取り早い方法、それもまたカードなのです。業界用語ではこのテクニックをミスディレクションと呼ぶそうなので覚えておきましょう。

 

②ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックを使う

ドアインザなんとかを知らない人は各自で調べて下さい。これも①と同じく相手の指摘を受けないことを目的とした方法ですね。

要約すると、前もってバトルゾーンにデシブコよりも強いクリーチャーを用意しておき、相手の指摘を受けた上でそれをデシブコに入れ替えてやると相手は「まあデシブコならいっか」と容認してしまい、こちらの反則を見逃す結果になるという寸法です。

では、用意しておくデシブコより強いクリーチャーとして相応しいのはどんなカードなのでしょうか。当然ですがデシブコを悠々と超えるパワーと能力を持っていなければドアインザフェイスが成り立ちません。

真っ先に思い付いたドキンダムやドルマゲドンはバトルゾーンを離れると敗北する手痛いデメリットを抱えているので不適格。それなら通常クリーチャーで最もパワーが高いヤツを探せば丁度いい気がしてきました。となると該当カードは……

 

 

 

 

 

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そう、《トランプ・だいとうりょう》です。

 

13コストというゼニス級の威厳を放つ上にパワーがデシブコ約2.5倍の52000もあり、更にデシブコが持っていないワールド・ブレイカまで完備している、正に最強のクリーチャーです。奇しくもデシブコと同じく『ペリッ!! スペシャルだらけのミステリーパック』に収録されているカードであり、この2枚がデザイナーズコンボの可能性も否定は出来ません。

こんなスケール違いのクリーチャーを目の当たりにした対戦相手は、直後にデシブコを見てもそれを脅威と認識することができないでしょう。じゃんけんの勝敗を覆す程度の能力なんてワールドブレイカーに比べれば生易しい、と。

 

以上を踏まえて調整したレシピがこちらです。

 

【赤単GGG withデシブコ】

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いい感触です。できれば今すぐにでもこのデッキでCSに臨みたいところですが、生憎僕は金欠でミステリーパックが買えないので、とりあえず僕以外で【赤単GGGを使う方は今すぐミステリーパックを買い占めにカードショップへ走りましょう。そして是非とも実際に使ってみたご意見やご感想をお寄せ頂ければと思います。

 

 

 

〜最後に〜

こんなクソみたいな記事書いてるから勝てないんだよな

 

 

 

 

 

追記[2021/9/6]

この記事を最初に書いてから約3年、デュエル・マスターズを取り巻く環境も色々と変わりました。ここではこの記事と関係ありそうな変化をピックアップしていきます。

 

①『入れ替える』のルール変更

少しややこしい話になりますが、めちゃくちゃ簡単に言えば『除去耐性を持つクリーチャーは、他のゾーンのクリーチャーと入れ替えようとする事が出来ない』みたいなルールになりました。

この影響でデシブコのドアインザフェイスに除去耐性を持つクリーチャーを使えなくなったのですが、トランプにはそんな上等なもん付いてないのでこれは安心して大丈夫です。

 

②高パワーの通常クリーチャーについて

環境の変化とかそれ以前に、そもそもこの記事を書いた時点で最もパワーの高い通常クリーチャーはトランプじゃなくてパワー71000《伝説の正体 ギュウジン丸》でした。間違った情報を掲載してしまった事をお詫び申し上げます。

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まさか投稿から3年弱が経ってから気付くとは思いませんでした。人生どんな発見があるか分かりませんね。

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ここまで聞いて「ならトランプよりギュウジン丸の方がいいんじゃないの?」と思われる方がいるかも知れませんが、残念ながら話はそう簡単ではありません。と言うのもこのクリーチャー、背景ストーリー上で『めちゃくちゃ勿体ぶって偉そうに登場しておきながらドキンダムに瞬殺される』というあまりにダサい末路を辿っており、その話を知っている相手にドアインザフェイが通用するかは怪しいところです。

 

かませ犬の話をしている場合ではありません。なにせこの3年で登場したイカれたパワーカードの中にはバカみたいなパワーを持つクリーチャーも存在し、赤単内でのトランプの地位は今まさに風前の灯となっているのです。

せめてもの救いは今年度の目玉ギミックであるスター進化EXライフがどちらも非常に強力な除去耐性能力だった事でしょう。残念ながらこれらを持つクリーチャーをデシブコと入れ替える事は出来ません。

ところがどっこい、トランプより高いパワーを掲げながら除去耐性の類を持たないクリーチャー、つまり彼にとっての対立候補も少数ながら名乗りを上げております。2体しかいないのでさっさと紹介していきましょう。

 

対立候補 その1

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《∞龍 ゲンムエンペラー》

コスト∞、パワー∞、ブレイク∞とやるだけやっちゃったモンスターで、トランプと違って環境でもしっかり活躍した実績を持っている総じてめちゃくちゃに強いカードです。ギュウジン丸と違って背景ストーリーでもバッチリかっこいいので文句のつけようがありません。

……ですがしかし、このカードもトランプに劣る部分が一つだけあります。それはこいつが多色カードであるという点です。

赤単を使った事のある方なら分かると思いますが、あのデッキに他の色をタッチで入れてるといざって時にマナ置きでめちゃくちゃ困る羽目になるんですよ。単色のホーリーでもそんな事が起こるぐらいですし、ゲンムのような赤を含まない多色カードはピン挿しでも採用したくないのが本音です。

以上の理由から、トランプとゲンムを比較すればトランプに軍牌が上がると判断しました。デュエマにおいて文明というものが如何に大切かよく分かりますね。

 

対立候補 その2

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《伝説の禁断 ドキンダムX GS》

あのドキンダムの派生カードで、本家と違って普通にデッキに入れて使える通常クリーチャーです。当然ですが能力が色々と変わっており、例えば本家と違ってバトルゾーンを離れてもゲームに負ける事はありません。

えー、ここで皆さんに残念なお知らせがあります。

 

こいつの方がトランプより強いです。

 

コストとパワーがデカいのはもちろんですが、他の候補と違って赤単色のカードなのでマナゾーンに置いても全く問題ありません。

パワーが高くても所詮はT・ブレイカーだし頼りなくない?という声があるかも知れませんが、この圧巻のイラストを見ればそんな些細な事はどうでもよくなるでしょう。重要なのは相手にプレッシャーをかけてデシブコまで繋げられるかどうかですから、打点よりもインパクトを優先するべきなのは明白です。

 

結論が出ました。現時点でデシブコを着地させる為のドンザフェイに最も有効なカードは、《トランプ・だいとうりょう》ではなく《伝説の禁断 ドキンダムX GS》です。

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そうと決まれば早速レシピの練り直しです。轟轟轟が殿堂入りした事もあってどのような形にまとめるか悩みましたが、まあ轟轟轟の記事なので殿堂ゼロ仕様の【赤単GGG】でいいのかなーとか思いながらざっくり組みました。

【赤単GGG withデシブコ 2021】

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いい感触です。シンプルに速くて強そうでド派手なのでカッコいいですし、あとクッソ安いんでデュエマ初心者にもオススメしやすいですね。

殿堂ゼロで遊ぶ機会があんまり無いって問題は残りますが、まあ最悪僕で良ければどなたでもリモートとかで対戦させて頂きますので、デシブコに興味ある方は是非ともお気軽にご連絡下さいって事で。

 

 

 

〜最後に〜

こんなクソみたいな追記するぐらいなら新しい記事書けって話なんだよな

名古屋に行ってきました

~おことわり~

この記事は途中で書くのに飽きた為、途中で終わります。ご了承下さい。

 

まあ内容はタイトルの通りなんですけどね。主目的はデュエマの15周年展(の名古屋会場限定で貰えるボルメテウス・サファイア・ドラゴンのプロモカード)ですが、ついでに神戸よりメンテいいゲーセンで音ゲーしたり神戸より楽しい課題を設置してるクライミングジムでボルダリングしよっかなーって軽い気持ちで行った次第です。

 

まずは1日目のデュエマ展の話。

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「大阪会場に行こうと思ってたけど金色のサファイアが好みじゃないから名古屋に単身赴任してる親父に顔見せに行くのも兼ねて名古屋会場に行こう」みたいな雑な思考でプチ旅行を決行しました。

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(これの為に来たまである)

当日は開場5分前にパルコの入り口まで行っても列も何も無かったので何かを間違えたのかと焦りましたが、辺りを見渡すと1人だけとてもカードゲームやってそうな外観をしている方(オブラート)がいたので安心しました。名古屋にDMPの知り合いもいないので1人で見て回るつもりだったのですが、あれこれ話しながら見た方が楽しそうだと思ったのでその方に話しかけて2人で展示を巡りました。

その後は物販でスリーブ買ったりセンノープロモの為に6パックだけ新弾買ったりそこからドンジャングル出てきたりその方とファンデッキ同士でデュエルしたりと有意義に過ごせました。

 

会場を出た後は昼飯を食いに近くのラーメン屋に行きました。

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麺300gを超えていたのにあまり多いように感じなかったのは最近マッチョの脂に慣れていたからでしょうか。最後まで美味しく頂けました。

 

その後は近くのタイステとタイステでDDRを中心に音ゲーをやったり、急遽会えることになったななめくんとDDRをやったり最先端レトロゲームをやったり人生相談をしたりと非常に楽しく過ごしました。普段からTwitterはよく触りますけど、こうやって遠くに住んでいる友人と手軽に会うとインターネットの利便性を実感できますね。

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(PONGとかいう超かっこいい最先端レトロゲー。ななめくんには普通に負けました)

 

晩には親父の部屋に戻り手料理を振舞って貰ったのですが、一人暮らしをしているだけあって普通に美味しい料理が出てきました。僕の崩壊した料理の源流は一体どこにあると言うのでしょうか。謎ですね。

 

 

2日目は午後から親父と近所のクライミングジムに行く予定だったので、ちゃんと午前に起きた僕はとりあえずゲーセンに篭る事にしました。DDRばっかりやりましたが

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結論はこのザマでした。まあでも久々にガッツリ白筐体触れたので楽しかったです。

 

この日はクソデカ台風くんが接近していたということもあり、正午頃には普段活気のある商店街も半ばシャッター街と化してしまいました。親父と2人で行こうと思っていたクライミングジムは当然臨時休業となっており、更にこの時点で新幹線も止まってしまって100%神戸に帰れなくなったので全てを諦めた僕は親父の部屋でひたすらダラダラして過ごすことにしました。深夜にかけてかなりの量のお酒を飲んだので詳しいことは覚えていませんが、翌日スマホを見ると男友達の全裸画像が大量に保存されていて本当に怖かったです。

 

予定外の3日目は朝から過去最悪の二日酔いに悩まされ、結局動き出したのは夕方になってからでした。昨日行こうとしていたクライミングジムはタイミングの悪いことにこの日が定休日で閉まっており、

東京旅行の思い出

このブログを始めて以来のクソまともな記事になりそうなタイトルですね。多分なりません。

 

ご存知の通り8/13〜16の3泊4日でオタク共と東京へ遊びに行ってたので忘れない内に記事にしたいと思います。この手の思い出は時間の経過と共に上に凸な放物線の頂点から落下するが如く失われていくものなので早いに越したことはありません。BEサマのクソ解禁で学びました。

尚、Twitterに既に投稿した内容も含みますのでご了承下さい。

 

〜1日目〜

昼には向こうに着いておきたいということで朝から新幹線で移動しました。

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この時点でのメンバーはりすろん、まつい、やすけの中学組です。中学の時には10年経ってもこいつらと旅行してるとか微塵も考えてませんでしたし、自分が大学中退するとも思ってなかったですね。

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お昼には新大阪で買ったタコ飯を食べました。僕はこの壺に入ったタコ飯弁当を食べたことが無かったので丁度いいと思ったのですが、やすけからは「なんで今から東京行くのに明石名物食べるねん」とのお言葉を頂きました。いいじゃん別に。

なお、この不毛なやり取りは

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まついの取り出したダブル駅弁の前に霞み、どうでもよくなりました。まつい曰く

「駅弁が一個じゃないとダメなんてルールは無いやろ」

ということらしいです。食への意識が違いますね。

そして僕が買ったのは駅弁だけではありません。そう、遠足のおやつです。

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おやつは300円まで、というルールを遵守し299円に抑えました。

 

そんなんかんなで東京に到着した僕らをグリグリが出迎えてくれました。彼もまた中学時からの旧友であり、ここに中学時代いつも一緒だった仲良し5人の内4人が集まりました。ちなみに残りの1人の消息は4人とも知りません。

 

残念ながらまついは先約があったようで別行動となり、残る僕とやすけはグリグリに連れられとある場所へと向かいます。その場所というが…

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"VR ZONE SHINJUKU"です。

様々なVRアトラクションを楽しむことのできる近未来的アミューズメント施設、VR ZONE。言うまでもなくやすけとの相性は最高で、実際やすけの絶叫がたくさん聞けました。映像は顔隠し等の編集が終わり次第Twitterに上げる予定なのでVRやすけファンの皆さんはお楽しみに。

もちろんやすけじゃなくても大いにはしゃいで騒いで楽しめるのがVR  ZONE。僕自身それはもう派手に楽しみました。

 

VR  ZONEを出た後はグリグリが現在暮らす部屋へ向かい、途中で焼肉を食べました。f:id:risoron_dayo:20180818231915p:image

(モザイク代わりの百合子は本人の希望です)

グリグリとは会うのも飯食いに行くのも一年ぶりで積もる話もあり、非常に楽しめました。やすけと飯食うのは一週間ぶりとかそんなんだと思う。

その後は銭湯に行ったり部屋でボドゲしたりミリオンの話聞いたりと大変有意義な時間を過ごしました。会える間隔が年単位になっても毎日顔を合わせていた頃と同じようなノリで話せたのが嬉しかったですね。ああそういや自分が高校の時ブログ始めたのもグリグリの影響だっけ。

 

そんな感じで1日目は勢いよく終わっていきました。

 

〜2日目〜

この日は午前にまつい、昼頃にやましと秋葉原で合流する手筈になっていました。突発的に秋葉原まで行くことにしたグリグリとは秋葉原駅で別れ、僕とやすけと合流したまついの3人でやましを待って秋葉原の探索をしていました。

そして13時頃、到着したというやましからの連絡を受けて秋葉原駅まで戻った我々はとんでもないものを目にします。

 

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は?

 

いつも通りのヤンキー面でこちらを睨むやましは、何故かおそ松パーカーに身を包んでいました。なんでだよ。ネタにしても体張りすぎだよ。「裏地がモコモコしてて暑い」じゃねえんだよ脱げ。

突っ込みどころ満載どころの騒ぎではありませんが、みんな笑っていたのでやましの目論見は大成功だったと言えるでしょう。結局彼はこの日一日おそ松パーカーを着続けました。流石ですね。

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その後はちょっとだけレジャ2でDDRやったり唐突に東京までやってきたやさいと合流したり関東のオタクと合流したりしてから飯を食い、そして酒を飲みにHUBへ行きました。

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クソ強い酒を躊躇なく飲んでたせいであまり記憶が残ってないのですが、ゴミらしい楽しい会話ができたことはなんとなく覚えています。

 

この日は僕、まつい、やすけ、やましの4人で食事無しのアパートメント的?宿に泊まりました。

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(無職は備品ではありません。ご安心下さい)

綺麗で過ごしやすいところだったのですが、深夜テンションと酒でおかしくなったやましがヤマシ100%とかいう名前通りの最悪な芸を披露してくれたお陰でそれ以外の印象があまり残っていません。隠蔽率は0%でした。

 

〜3日目〜

「ハチ公見に行きたい!!!」「やさいとハチ公前で待ち合わせしたい!!!」

一緒に泊まったオタク達は何故かハチ公への熱いこだわりがあったので、とりあえず渋谷まで移動したところから3日目が始まりました。

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(余りにも普通の犬でコメントに困る)

当然のことではあるのですが、街行く人々の服装が秋葉原とは全く違っていて驚きました。三宮で例えればOIOIにいる人とカードショップにいる人ぐらいの差でしょうか。それを街単位でやってるんだから如何に東京が巨大かよく分かります。言わずもがな僕はカードショップにいる方ですね。

 

やさいも含めた5人で「なんで東京まで来てこのメンツで歩いてるの?」とみんなでぼやきながら向かったのはヱビスビール記念館

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ここはヱビスビールの歴史を学べるだけでなく、有料で様々なビールを試飲することもできるステキ空間。行きたいと言い出したのは酒豪やすけでしたが、他全員もノリノリでした。

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(昼間から飲む酒 is 最高)

僕は普段あまりビールは飲まないのですが、注ぎたてのビールをあれこれ飲み比べられるのは楽しかったし普通に美味しいとも思いました。この文章書いてるだけで思い出してビール飲みたくなってきちゃう。ヤバイヤバイ。

もちろんツアーガイドさんの説明もちゃんと聞きました。身近なものの知らない話を聞くのは興味深くて楽しいもんですね。覚えられるかはまた別の話なのが悲しいところですけど。

 

いい気分で記念館を後にした僕達は、すぐ近くに花男のロケ地として有名なスポットあると聞いて(ほとんど知らない癖に)行ってみました。

元は松潤が雨の中女の子を待ち続ける物語の中でも重要なシーンらしいのですが…

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やましがやると獲物を探すヤンキーにしか見えません。でも他4人がやるよりはまだ様になってたと思うんです。

 

さて、ここから僕は千葉の親戚の家に向かうため、一旦東京から離れます。4人とは渋谷で別れたのですが、別れる時の空気が完全に「明日また学校で」みたいな感じでしたし実際その2日後に会いました。

親戚家の最寄駅では3年ぶりに会う2人の従兄弟が出迎えてくれました。自分よりかなり年下だと思っていた上の子が来年から高校と聞いて時空の歪みを感じながら、これまた3年ぶりとなる親戚の家にお邪魔したのですがそこには大きな変化がありました。

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可愛い〜〜〜❤️❤️❤️

3年前は飼っていなかった愛くるしい犬が初っ端から結構懐いてきてくれました。

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ちなみにオスだそうです。

 

下の子は小5男子で(過去に僕がデッキをプレゼントしたので)デュエマをやっていました。赤緑の革命ファイナルスタートデッキを元にしたデッキで挑まれたのでソルフェニで対抗しようとしたら行くぜ団長!ドギラゴンにやられました。

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(パワー13000のソルフェニで殴っても死なない)

どちらのデッキにもハートメラッチが入っていたのですが、お互い肝心なところでトリガーしても何も除去できない場面が多く「これいる?」といった話をしました。別に弱いカードじゃないと思いますしソルフェニなら必須な気はしますけど。

 

その後は家族の団欒に入れて貰う形でのんびり過ごしました。

 

〜4日目〜

最終日なのは確かですが、一緒に来たオタクはもう帰っちゃったし関東の知り合いにも会えそうにないしで完全に手持ち無沙汰になりました。ならばTAGの新曲が追加されたDDRでもやりに行こうと言えればよかったのですが、生憎前日にDDR用の靴をロッカーに置き忘れてしまって手元にありません。

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(靴はまついとやすけが回収してくれました。感謝ァ!)

昼ぐらいまで下の子と叔母さんと犬と遊んだ後、荷物をまとめた僕はとりあえず秋葉原まで戻りました。さらっと書きましたが別れる時は結構名残惜しさがありました。

 

秋葉原で1人で何をするかを考えた結果、神戸には無いものを探そうということでらしんばんでエロ同人探しをすることにしました。この下に局部こそ隠していますが戦利品の表紙を載せているので、苦手な人はご注意下さい

警告はしました。

 

まずはこちら

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無人島後編です。前編は前から持っていたのでようやく物語の結末を読むことができました。よく分からなかったけどハッピーエンドっぽかったので良かったと思います(小並感)

オレンジリストバンド2も探したのですが見つかりませんでした。余ってる方いらっしゃいましたらご一報下さい。

 

次はこちら

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一ノ瀬志希のエロ同人四冊です。やすけを煽るために一ノ瀬志希コーナーを見てみたら良さげな本が多く、予定外でしたがあれこれ買ってしまいました。

真ん中の本はやすけの誕生日にクソコラ付きで渡したものと同じですが値段は半分でした。本場の力を思い知った。

 

想像以上の収穫にホクホクしながら駅に向かっているとテイルズショップなる店が目に入ったので迷わず立ち寄りました。一応テイルズシリーズ好きなので。

買ったものはこちら

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「なんでこいつ東京まで行ってゲームの攻略本買ってんの?馬鹿なの?」と思われるかもしれませんが僕もそう思います。だって神戸で探してもなかったんだもん。

他に特にこれといって欲しいグッズもなかったのであまり長居はしませんでした。中央の青いやつは中身ランダムの缶バッジで僕はエミルくん一本狙いで一つだけ開けたのですが

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イアハートさんが出てきました。個人的には当たりの部類でしょう。でもマイソロは1〜3全部触ってますけどプレー時間一番短いの2なんですよ。

個人的にカノンノはパスカが一番好きですね。止められないのよ!!(迫真)のとことか特に。

 

この辺で満足した僕はさっくりと東京を後にし、晩ご飯の時間には家にたどり着き今回の旅行は無事終了となりました。

 

〜まとめ〜

全体的に雑に気ままに行動してたので特にストレスも無く全力で楽しめました。周りには多少の迷惑かけた気もしますけど。強いて言うなら東京らしいことがあまりできていませんが、元々人に会うのがメインの旅行だったこともあるのでこれでよかったんじゃないかと思います。

反省点を挙げるとすればこの記事自体が異様に長くなってしまったことでしょうか。最後まで読んでくれた人が何人いるんだって感じですね。東京で散財した分しばらくは大人しく過ごすつもりなのでここまで長い記事は当面書きません。これ書くの結構疲れたし。

 

とりあえずここまでお付き合い頂きありがとうございました。次の記事はいつも通り未定です。

ではまた

 

 

 

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おやつは半分以上残りました。