皆さん、辛いものはお好きですか?僕はそうでもありません。りすろんです。
今回はバレンタイン直前という事で甘いものに関する記事でも書こうと思ったのですが、特に思い付かなかったのでエゲツないぐらい辛い食べ物の話です。
そもそもKOREAN SECRET WEAPON(以下KSW)とはなんぞやという方の為に簡単に説明させて頂きます。僕の知る限り、KSWとは数年前に韓国のランカーが日本に持ち込んだ異様に辛い韓国製の袋麺のことで、「韓国からのお土産」と称して持ち込まれたそれは多くの日本人ランカーを屠り、現代のDDRにおける韓国勢の優位性を確立させたと言われているとかいないとか(いません)
そんなKSWを辛いものが苦手な自分のような人間が食べようものなら地獄を見るのは明白ですが、それでも僕は一つの疑問を抱かざるを得ませんでした。
「KSWを食べる(または食べさせられてる)人にはDDRが上手い人が多いけれど、逆にKSWを完食できればDDRが上手くなるのではないか?」
これです。
もちろんKSWとDDRに明確な互換性があるとは思えませんが、両者が全くの無関係でもないことは近年のKACの様子を見ていればお分かり頂けるでしょう。根拠は無くともDDR上達の為にも試してみる価値はあるはずです。
とは言え韓国製の袋麺なんて中々手に入らn・・・
ありました。
というか普通にドンキで売ってました。
当然のように即購入したこの時の僕の頭の中は、良質なブログのネタが手に入った喜びと少しばかりの地力向上への期待で一杯になっていました。
待ち構える地獄がどれほどのものかも露知らず…
二日後の午後、僕の前には調理済みのKSWがありました。
完成した実物の見た目や匂いから禍々しさは感じられませんがこれは紛れもなくKSW、生半可な気持ちで挑んではこちらが一方的に蹂躙される強敵です。手元に飲むヨーグルトは用意しましたが過信は禁物、気休め程度に考えた方がいいでしょう。
いざ実食。
一口目を食べた感想は意外にも「あ、美味しい」でした。即席麺なのにコシがかなりあって食感が良く、それに鶏の旨味が効いたソースがよく合っていてとても辛ーーーーー!!!!!
油断しました。後からきました。慌ててヨーグルトを飲んだらむせました。
手を止めれば無駄に苦しみが増すだけだと直感で理解した僕はひたすら箸と口を動かし、泣きそうになりながらも2分弱で完食に成功しました。実際KSWを食べてみて、辛いけれど味自体は普通に美味しいということが分かりました。もう食べたくはないですけど。
(ごちそうさまは何とか言えました)
もうお分かりかと思いますが、ここからが本当の地獄でした。食後15分間はカプサイシンにズタボロにされた口内の痛みにひたすら耐えることしか許されず、ただただ呻き声を上げるしかありません。ヨーグルトとクーリッシュ(バニラ味)をちびちび飲んで痛みから逃れようとする様は重度のヤク中みたいだな、とぼやけた頭で考えていたような気がします。
後でリアクションを確認しようと食中と食後の様子を録音していたのですが、それを聞き返すと
「痛い……痛い…!」
「なんで出てこねぇんだよクーリッシュ…!」
「そっかぁ…(意味不明)」
「ああ゛」
「俺やっぱり辛いもの好きじゃないわ(真理)」
といった具合で相当切羽詰まっていたことが伺えます。この辺はほとんど記憶もありません。
少し痛みが治まってくると今度は舌が上手いこと動かなくなっていることに気付きました。神経が麻痺でもしたのでしょうか。
折角なので活舌がどのくらい終わっているか確かめるために何か読み上げようと思い、丁度いい読み物はないかと本棚を見渡すとラノベ版ひなビタ♪があったので読んでみました。案の定ボロボロでした。後でその時の様子をTwitterに載せときます。
(追記)
載せました。
KSWに破壊された滑舌でラノベを読んだ動画です pic.twitter.com/3AOnSiknEd
— りすろん (@risoron_dayo) February 13, 2019
(追記ここまで)
さて、これだけ辛い思いをしたんだから当然DDRもそれなりに上手くなっているだろうと思い、意気揚々と哲学に挑んだのですが
ダメでした。日常的に食べればAAぐらいは乗ると思うので誰か試してみて下さい。
後日。
「あのKSWを完食した今の自分は最早並大抵の辛さでは刺激を感じないのでは?」と思い、コンビニで適当に辛そうなカップ麺を選んで食べてみました。
普通に辛かったです。