今回はほのぼのとした記事になる予定でした。
誕生日プレゼント。それは子供の頃、多くの人にとって自分の欲しいものを何でも貰える貴重な機会だったことでしょう。子供達は自分の誕生日を何ヶ月も前からそわそわして待って待って待って、そして綺麗に包装されたその中身を見て心から嬉しい、と感じるものです。
言ってしまえば誕生日プレゼントとは『夢』の象徴な訳で、20を過ぎて定職にも就かずふらふらしてる僕にとってもそれは変わりません。誕生日を迎えることが嫌な年齢になっても誕生日プレゼントを貰うこと自体は嬉しくハッピーなこと、というのは一般的な感覚ではないでしょうか。
誕生日プレゼントを贈り合う仲の友人がいるということはありがたいもので、今回はまついとウワーズくんから素敵なプレゼントを頂きました。こういった形で友情を示してくれた彼らとは今後も今の関係を続けたいものです。
ではウワーズくんの方から。
「プレゼントは贈られる側に合わせたものを選ばないと意味がない、そう思ってこれにしました!」
と至極まともなコメントと共に小さめの袋を差し出されました。中のものを取り出すと…
!!!
2015年に発売された伝説の乙女ゲー、
POSSESSION MAGENTAです!!!
このゲームはPOSSESSIONという馴染み深い単語や作中のキーワードである「ポゼる」といった要素が広まり、発売の前後にDDRerの間で話題になった作品です。ちなみにTwitterでこの「ポゼる」という単語で検索するとポゼマゼの純粋なファンよりDDRerのネタツイの方が圧倒的に多く見られます。
実はこのポゼマゼ、僕も以前から気になっておりゲームショップなどでたまに探していたのですが、中古相場は現在でも2000円程度とネタの為だけに購入するには気が引ける値段なので放置していました。そんな折にまさかプレゼントで貰えるとは思っていなかったので受け取った時は非常に嬉しかったです。
流石はウワーズくん、高校の時からずっと友人でいるだけあって僕の好みに沿ったいいプレゼントを贈ってくれたものです。僕には彼の誕生日に「やっぱりウワーズくんってゲーマーだし、どうせなら普段やらないようなジャンルのゲームをして欲しいな!」とPC版戦極姫(クソゲー)を投げつけた前科があるので、こんなまともなゲームを貰って本当にいいのかという罪悪感さえありました。
ウワーズくん「そのPOSSESSION MAGENTAな、クソゲーらしいで!」
罪悪感は吹き飛びました。どうやら僕への仕返しは実行されたようです。
このポゼマゼについてはその内別の記事で感想を書こうと思っていますので長い目で待っていて貰えればと思います。
(追記)
書きました。長いので時間のある時にどうぞ。
(追記ここまで)
さて次はまついからのプレゼントです。
まついには去年の誕生日にジャンク品のゲームキューブ(50円)を押し付けられたので「ジャンク品のWiiを渡されたらぶん殴ろうかな」と考えていたのですが、取り出された袋は据え置きのゲーム機が入るにはあまりに小さかったので一先ず安心しました。安堵しながら内容物を確認すると…
!!??!??
電動乳首クリップとピンクローターが入っていました。こいつは中学からの付き合いがあるにも関わらず僕の好みを一切考えずにプレゼントを選びやがったようです。
確かに僕には気の迷いから乳首クリップを購入した前科がありますが、その際に「乳首クリップって気持ちよくないんだな」という結論が出ており、まついもそれを知っているはずです。ローターに至っては「ケツに入れるんやぞ」とぬかしていたので完全に無視しました。
この時は「まあ動作確認ぐらいはしとくか」程度に思っていたこの2つのふざけたプレゼントがまさか後にあんな出来事を引き起こすとは、この時の僕らは知る由も無いのでした(後日そっちも記事にします)。
(追記)
書きました。下品なので周りに人がいない時にどうぞ。
(追記ここまで)
内容が酷かったとは言えプレゼントはプレゼント、物や値段では量れない彼らの温かな想いはしっかりと伝わりました。気は早いですが「次のこいつらの誕生日にはどんなクソを投げつけようかな」と今から考えるのが楽しいです。
復讐の連鎖ってこうやって続いてくんだな…